[レイモーンの指笛を練習したのは、戦闘訓練を行っていた時と同じ。
合図に色々パターンがあるため、これで合図を出せば良いんじゃないか、と班を率いれる者達は皆指笛を習った]
セルウィンさんも覚える?
[指笛の練習しているところに現れたセルウィンにそんなことを言ったことがある。
訓練の合間にはトルーンの名産についてや、どんな生活をしていたかを話したこともあった]
トルーンに戻れたら遊びに来てよ。
色々案内するよ。
[「そうだよ、皆で来てよ」「美味いもん用意しとく!」「漁体験してみる?」などなど、仲間達もセルウィンを誘っていたことは記憶に新しい、けれど。
その約束が果たせなくなってしまったことを、カレルはまだ知らない*]