[あれからどれぐらい眠ったのだろうか。
朝になれば、一人屋上へ向かい、青い空を仰ぐ様に見上げていて。
一本の煙が空へと還る様に登っていく。
何故煙が上がっているのか分からない。
あの煙が一体何を燃やしてるのか分からないけれど。
何だか背中が痛い。
最初は気付かない程の違和感程度だったのに、今はズキズキと疼き痛むのだ。]
みんな悪りぃな、ウチ、多分そっちに行けねえかもな。
ま、しゃーねーしゃーねー。
[その表情から悲しみや拗ねなどは無く、何処かしら清々しいと思えるぐらい晴れやかで。
この場から動く事は無く、ただただ空を見上げていた。]