人狼物語−薔薇の下国

540 黒狼幻燈 ―銀星平原裂魔行―


黒焔狼 ヴェルナー

……いや、こいつはまた……。

[門の向こうに広がっていた光景。
炎を纏った植物が生える森、というのは、予想の斜め上を行っていた]

しかも、なんか動いてるし……。

[木々の間をぴょこぴょこと何かが動いている。
こちらに気づいていないのは、未だ門を潜っていないからか]

……あれ、どー考えても、こっちに突っかかって来るよな……ヤバい気配しか感じねぇ……。

[動き回るものから感じられるのは、敵意と狂気。
ほったらかしてから千と何百年だったっけ、なんてちょっと逃避しそうになったが、それは抑えて]

(19) 2020/09/22(Tue) 02:09:29

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