─ 月の舞台 ─
おそらくな。
もう休みに行った者も居りそうじゃがの。
[周囲を見る間は無かったから明確には言えないが、どの組も互いの相手に集中していただろうから手の内は皆見えていまい。
仮に見られていた所で己も、恐らく主たる男も気にはならないが。
>>5>>7移動に同意を返す主に視線を向けると、手に戻した扇をぱさ、と開くとゆらり扇いで]
その前に、ちと力を借りるぞ主。
流石に着物くらいは整えておきたいでの。
[重ねたままの手、男の小手を彩る緑蛋白の石が仄かな温もりを灯し。
貰い受けた魔力によって焼け焦げた裾や袖の修復を済ませてから、エスコートされるままに個別領域へと移動した]