有り難きお言葉恐悦至極に存じますっ、
………。
[相手が相手、飛び上がって喜びたくなる衝動は抑えて一礼を返したが、>>1:168
そもそもこのお言葉、討伐隊全体に向けてのものではないのか。
急激に恥ずかしさが込み上げてきつつ顔を上げる。気恥ずかしげなやや引きつった笑みを浮かべつつ]
朱雀様こそ、お見事、ですわ。
まるで、昔とお変わりなく、あられるようで……。
[といってもカサンドラはその“昔”を、書か話の上かでしか知らないのだけれど。
束の間、触れるもの全てが未知であった、
幼き頃のような気分を味わっていた*]