(ゆっくりする暇もなさそうなのです……)
[それでもステージ付近へと頷いたのなら頷いて同行に応じた。
流れに流されるままそうしたわけではない]
あっそういえば!
おねえさん……じゃなくて連れの人ですけど。
なんか有名な人が来る「らしい」から写真に収めたいとか言ってたのです。
確か、『緋色の神拳』さんって言ってたような……
[移動する最中のことだったか、そう話を切り出したのは、
先程の提案を受けてのことだ。>>5
少女よりもずっと前からこのゲームをやってる古株の義姉は、
当然ながら少女よりいろんなことを知っている。
無論、オフ会に行けないとなった後はその人に会えないことを残念がっていた]