― 夢の中 ―[じーさんが、泣いている父さんと母さんが流行病で亡くなったのだ、と俺に言い聞かせるように囁き頭を撫でている宣教に行った先で流行病が流行しその病気にかかって2人共亡くなった、と帰ってくるって言ってたじゃないか嘘つきだ。2人とも嘘つきだそれに神様はうそつきだ毎日いい子でお祈りだってしてたのに――嫌いなピーマンだって、食べるのがんばってたのにそう思って、不真面目になったから罰があたったのかな何時までも続く平和の終わり、なんていう]