− 西門付近 −[クレステッドは西の跳ね橋へと向かい、自分と馬を外へ通してくれるよう頼んだ。妖術師のものとおぼしき輿と鱗をぬめらせた魔物はもう視認できる距離まで迫っていたが、まだ壁に取りついてはいない。今ならばクレステッドが出た後、敵に侵入されないうちに跳ね橋を上げることもできよう。門番はクレステッドの身を案じたが、壁の上に待機する射手たち>>17を一瞥すると、承諾してくれた。] 感謝する。