人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国軍 中尉 セルウィン

― 忘れがたき記憶 ―

 ……うん、絶対だからな。
 また、会うんだから忘れんなよ!

[孤児院にいた頃、幼馴染とも呼べる相手が引き取られる事になった。
それは喜ばしい事だし、事実喜んではいたのだ。
でも寂しさもあって、泣きたい気持ちでいっぱいだった。]

 シュテはシュテ、俺は俺。
 うん…うん、分かってる。

[それでも泣かなかったのはシュテが笑顔だったから。
きっと彼だって寂しいと思ってくれているはず。
それくらいは自惚れてもいいと思っている。]

(19) 2015/11/02(Mon) 21:05:24

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