人狼物語−薔薇の下国

496 天穹迷花


朱雀のいとし子 カスパル

まったく。
……我が主は、これだから。

[次いで、零れ落ちたのはぼやくような声、ひとつ]

ま、そういう事ならのんびりはしておれんな。
……市場への顔出し、早めに済ませておかんと。

[元より、主と離れて歩いていたのはそのためだった。
祝祭の賑わいを直に感じるの好むのは昔から。
地上へ向かうとなれば多くは回れないな、などと悠長に思いつつ、歩みが向かうは祭りの賑わい。*]

(19) 2018/01/28(Sun) 21:04:48

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