[斯く斯く然然。
ダーフィトは第二区画へと歩を進めていた。
道中で猫型ホログラム>>15に出会ったものだから、]
なー、スノウ。
お前…っていうか、猫ってさ、非常食になるのかい?
[胡乱な目つきで通りすがり、聞いてみた。
スノウは船に搭載されたシステムの一つであり
当然だが食物にすることは出来ない。
が、しかし、ダーフィトという男は
気になったことは追求したい質であった。
今の疑問といえば、猫は美味いのか?それだけだった。
探究心は睡魔をも凌ぐ。
…とは、ダーフィト自身の言だったりする。**]