シスター フリーデル

［　”私がこんなのじゃなかったら”
　 ”私が逃げて来なかったら”>>4:192

　 談話室での彼女の、
　どこか悲痛にも聴こえたような言葉を思い出す。
　彼女が、もう何からも逃げなくて良いようにと、
　心から願うことしかできなかった。
　
　生き残るのは、
　この先の苦難を乗り越える方であっておくれと。

　自分の役割を問うた末の>>5:163、
　彼女の最後の願い>>5:212 は知り得ぬままに。］*