[慎重に一隊は目立たぬ道程を選び、東へと行軍する。
先行した補給によって多少の魔法屑の配給を受けてはいたが>>7:399
説明を聞けば、つまりは利用した場合粉塵爆発を引き起こしかねない危険な代物だ、ということだ。
火器の傍で利用することはなるべく避けたかった]
――この様子ならば、無事予定通りに到着出来そうか。
残りの行程は不休となりそうだが、皆、どうにかよろしく頼む。
[短い休憩地点へと辿り着いたのは、夕闇が沈む頃。
ひとまずの安堵とともにそう頭を下げ、やがて、辺りは深い夜へと推移していった*]