[ 常に無い占い師の真摯な口調に、わずかに面食らったらしい店主は、それでも、自分の瞳と同じ色のお守りを、どこか嬉しそうに受け取った ]じゃあね。[ 最後ににこりと、いつも通りの笑みを残して、占い師は大通りを後にする。取り敢えず目指すのは、エルナの家の方角だ* ]