― 宿屋談話室・早朝 ―
おはよう、ヤコブ。
[談話室へ入ってきたヤコブ>>15に挨拶する。
オットーとの会話は普通の声量でかわしていたし、誰に聞かれても自分としては全く気にならない。だからこそ”今話を聞いていたか?”と問うこともなく。水を所望されて、”分かった。”とすぐに頷くと、コップに入った水を差し出した。]
すぐに朝飯を作って持ってくるから、少し待っていてくれ。
[ヤコブに一言断ってから厨房に行き、準備を整えて談話室のテーブルに並べると、いつものように”ご自由にどうぞ。”とメモを置いた。]