ー翌日朝、宿屋自室ーん…む……ん?[目を覚ますとそこは宿屋の二階。…いつ戻ったのだったか…?まぁいい、おいおい思い出すだろう。そして上体を起こし気づく。胸の重みがない。]うぉぉぉぁっ!?[驚きのあまり叫び声をあげてしまう。夢、だったのか…?襟元を少し伸ばして覗き込むと、昨日巻いていたタオルがお腹の辺りまで落ちていた。…つまり昨日起きたことは、現実だった、と]…飯でも食べに行くか。[食堂には誰かいただろうか。誰かいたなら、おはようと挨拶をしただろう]