─1日目・PM1:00・第二教場─
────はっ!………あ?あぁ……、…。
[シロウ教官の「ここまで」という声が響き、手放しかけてた意識を何とか覚醒させた。船を漕いではいたが何とか眠らずには済んだようだ。…だが、メモを書いていたノートには涎が落ちてしまっている。
慌てて周りを見渡したがバレていないようでほっと一息つく。…が、次の予定まであまり時間はない。早く昼食を済ませて移動しなければならないのに、たったそれだけなのに方向音痴の自分には難易度が高いことだ]
…早く移動しなきゃな…、…
[空腹を訴える腹を擦りながら、ぞろぞろと出ていく人たちの後ろを追った**]