……んなっ……![開いた、と思った直後にその隙間から吹き付けてきたのは熱風]吹過,風,保護我們的身體!風よ、吹き抜け我らの身を護れ![とっさに唱えたのは護りの術。翡翠色の光帯びた風が吹き抜け、熱風を逸らす壁となる]一体何が……って![そうこうしている間に開ききった門の向こう。その先に広がっていたのは――炎に包まれた森、だった]