人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


天使 エレオノーレ

[と、その時身体に異変がおきる。
身体が自分のものなのにまるで自分のものでないような感覚。

竪琴を抱えていた腕が勝手に開かれると、派手な音を立てて竪琴は床に落ちた。
背中の2枚の純白の翼が、ばさばさとはためくと身体が浮いてゆく]

 えっ、なんで?

[自分で望んだわけじゃない身体の動きに戸惑っても、動きは止まらなかった。
そのまま翼をはためかせると、空高く昇っていった]

 あっ、ボクの竪琴……!

[回廊の床には竪琴だけが残された**]

(18) 2014/06/22(Sun) 00:17:49

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