― 売店>>16 ―
女湯も空いてたんだね。
男湯も俺と、もう一人しかいなかったな。
広い風呂を貸し切りみたいで良かったよね。
炭酸湯入った?あれ、すげーおもしろかったよ♪
[少女だと思われているとは思わず。
また、目の前の女性が自分を恐怖に陥れた>>0:31(歌)声の持ち主とも知らずに、人が良く、優しそうな笑顔に、屈託なく返答する。]
薔薇の香り?へぇ〜、変わってるね!
さすが薔薇の湯…ってゆーか、名物なのかな?
…なら、俺もそれ飲んでみよーっと♪
[彼女のオススメの薔薇の香り牛乳を購入すると、
あ、ほんとだ。薔薇の香りがする!などと言いながら、
腰に手を当ててぐいーっと一気飲み。
ぷはーっと、飲み干した口元には白い髭が完成していた。]