人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国軍 中尉 セルウィン

[扶翼官殿を目的地へと連れて。
さて、政治的なやりとりが成されている頃、己はどうしていたか。
複葉機の側で待機をして。
じ、と扶翼官殿の帰りを待つ。

耳を欹て、音を聴く。
目は鋭く、しかしただ只管に静かに帰りを待つ。

少しでも異変があればすぐに駆けつけられるよう。
黒鞘の短剣一つあれば数名程度ならば払いのけ、中へ飛び込んで。
その首を掻き切ってでも助けるつもりで。

しかし、その短剣の出番はなかっただろう*]

(18) 2015/11/02(Mon) 20:46:57

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