[皇子扱いしない宣言に対しての反応>>0:178は予想外のもの。
やっかみからの発言が途端に恥ずかしくなってくる。
けれど相手が良いと言うのだから、それに遠慮などすることは無い]
んじゃあカナンって呼ぶからな!
[そう言い放つ様子はまだまだ子供染みていた]
[このやり取りのお陰か、カナンの懐深い性格のお陰か。
シメオンが意地を張ることは少なくなって行く。
頼られるのは嫌いじゃなかったし、無茶や無謀を言われるわけでもない。
カナンもまた自分を対等に見てくれているのだと気付けてからは、自然と彼のために動くようになっていた**]