― 月の舞台 召喚時のこと ―
[誰かが誤解を解いてくれたかもしれない。
その際は折角五つ集めたのに―――。と10(10x1)秒ほどしょぼくれる赤ふんの巨躯がいたとか。
なお、残りの四つの違う色の石は、イミテーションだったか本物かはともかく今回は関係なかったようだ。
まあ助言いただけなかったとしても石に魔力を込めるということだけは知っていたのだけは幸いした。
魔力は大安売りするほどある。全部にぶち込めば当たりはあるという、ひたすら力づくだ。]
『叶えたい願いがある。野望がある!!力を貸せ!』
[なれてない魔力の出力という、加減なき魔力の奔流、それは乱暴ですらあっただろう。それは言霊にも乗る]
『俺の名はヘイハチロウ・D・タチバナである!!』
[クワッッッッ!!!!!!*]