人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


神学生 ファミル

( 嗚呼 )


       ( これだから )


( 馬鹿は )


[”吸血鬼評議会からの追っ手”とアレ―――名を聞いたかも定かではないが、覚える気もなかった―――は言っていたか。
眼前に現れた闇に落した水銀のような吸血鬼が、己よりも遥かに格上であろうことは同族故にすぐに感じ取れた。

が、傲岸不遜な物言いにも、ただ冷やかに紫水晶の瞳を向ける。>>13>>14]

(18) 2014/05/02(Fri) 00:47:50

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