[朝飯を作っている間、オットーに昨日言いかけて止めた質問>>5:77をしてみた。
”人狼が誰かとか、真実が気にならないのか?”と。]
人狼探しもどうでもいい、か。
[オットーの回答>>5を貰うと、本当にどうでもいいのか?と疑う気持ちが半分、やはりそうだったかと納得する気持ちが半分。珈琲にミルクを入れてかき混ぜたときのように、ぐるぐると渦状になって混ざり合っていく。どう反応したらいいか分からなくて、そのあとは言葉が続かなかった。
疑ってしまうのは、人狼を見つけない限り自分はいずれ騒動がきっかけで死ぬ―疑われた人々の手にかかるか、人狼に襲われるかの違いこそあれ―に違いないから。その恐怖がオットーにはないのだろうか?と思ってしまうのだ。
いずれにしてももう時間はない。
オットーの意図を掴むべく観察を続けてきたが、結論を出さねばならぬ時期が来たことを悟る。]