― 終わりのはじまり・大広間前 ―[イェンスの躯を気遣いながら大広間に辿りついたのは何時だったか。「打ち上げしようぜ!」とのノトカーの言葉を思い出し「パーティに行こう」と眠っていた彼を起こした。相当な負担を強いてしまったし、到着まで眠らせてあげたかったけれど此処で時を過ごした面々とも逢いたいだろうと、思案して] もう、始まっているかもな。 ……大丈夫?[なんて、イェンスの顔を覗き込んでから大広間へ向かった*]