[今日の狼の連れ去り先がが、おねぼうおおかみだったとしたら。
オムレツをつつきながら、最悪の事態から、想定してみる]
オオカミの数は、ふたり。
さんにんだったら、おわってたから。
[オオカミの数とウサギの数が同数になれば、
最悪の朝が待つだけ、今日はなかった。故に残り2、その場合]
今日、まちがえたら、おわり。
オオカミがひとりだったら、今日間違えてもチャンスはある。
今日も、オオカミが誰も連れていかなかった、とか
連れていけなかった、とか、ならば。
チャンス一回、ふえる。
[間違っていないだろうかと、
些かシステマチックな思考を周囲へ確認し]