人狼物語−薔薇の下国

545 【身内RP村】ドキッ★新入生だらけの士官学校〜裏切りの教官〜


気分屋 ディーク

―2日目・AM9:30・第五訓練場―

[『大切でも何でもないただの道具』。
その言葉>>16を聞けば何故ここに家督を継ぐはずだった貴族の長男が居るのか納得した。これまでの後継者教育にかけた全てが無に帰することになっても、外聞が悪くても、家を継がせたい他の誰かがレティセンシア家当主には居るのだろう。
先程までの好戦的な態度も笑顔もすっかり消え失せた相手に近寄り、すぐ近くで真っ直ぐにその瞳を見つめる]

……君をレティセンシアに縛り付けるものって、一体なに?

自分は道具だって割り切ってる人は僕の言葉なんかに怒らない。
でも君は怒った。人前で憤る程度には割り切れてない……のに、家から逃げ出すどころか、相変わらずいい子でいようとしてる。

さっきの話とか、君の武器の使い方を見れば、君の元いた場所の想像はつくけどさ。
まるで、毒を飲むよりマシだって泥をすすってるみたい。

それって楽しい?

[どこまでも無遠慮で不躾な言葉を淡々と紡いでいく。
不思議だった。きっと仮面の下に潜むのは穏やかな人間では無い。それが何故大人しくしているものか、自分には想像がつかなかった]

(17) 2021/02/20(Sat) 16:17:42

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