[全てを籠めて放った一矢は、竜の胴体を貫通し、光と炎の爆発的な奔流が内側から炸裂した。 その余波で体の落下に僅かにブレーキがかかる] やった……かな……?[結果を見届けるより先に、脱力しきった体を掻っ攫うように、紅の大鳥が通り過ぎていった**]