― サクソー川/橋の北西付近 ―
は...!しぶとい、なっ!
[ 丸盾の一撃は決して軽く無い衝撃と痛みをエドルファスに与えた筈だ。
けれど、側頭部を朱に染めながらも、青年は、足を踏みしめ痛みに耐えて剣を握り直す>>2:472 ]
そうだ、エディ...
[ その唇から零れる声は、遠い暖かな記憶を呼び起こすけれど ]
っせいっ!
[ 思い出した弱点の、どこをエドルファスが狙って来るかは知らない。が、黙って狙わせる気もない、とばかりに、剣を持つ右腕を狙って、こちらも剣を振り下ろし、上からたたき落とそうとするが、今度は相手の踏み込みの素早さの方が勝っていた]