人狼物語−薔薇の下国

549 月下薔薇


墓守 シメオン

[それから赤目は別方を向く。
少し離れた場所にあるのは、遺体から切り離された腕。その片方を躊躇いなく拾った。
床や壁に散る血痕は乾いていても、傷口から垂れる血は未だ健在で]

あれ……

[けれど墓守の意識は衣服が汚れることよりも、その指先に向いて]

(17) 2021/08/03(Tue) 21:56:46

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