― お菓子の家/玄関 ―[――誰かの目を、恐れて過ごしていたような気がした。それがどうしてなのか思い出せないまま、少年と姉を迎える者があれば、姉の後ろに隠れることはしないものの、あまり、目を合わせないようにしながら、周りで展開される話を聞いていた]この羊、かわいいな。[というか、カウンター横の羊を発見してからは、ずっと羊のそばで、もふもふを堪能していた**]