[ そうして話をしていたら、
顔見知りの彼がやって来たのだったか>>11
ぎこちない敬語を操る姿に思わず笑いが落ちる。 ]
やあ。どうもきみの敬語を聞くと
珍しいものでも見たような気になるよ。
明日は雪が降るんじゃないかなあ。
[ 久しぶりと告げる代わり、
挨拶とも軽口ともつかない言葉を投げかけて
元気みたいで何よりだねえと付け加えた。 ]
それじゃ、あとは任せてボクは帰ろうかな。
きみ、ボクのことを覚えていたら遊びに来るといい。
お茶くらいなら出してあげられるよ。
[ 何となく彼の口調>>12から、
彼女のことを知っているようだと判断したら
挨拶もそこそこに一先ず誘いかけるだけはして
一礼すればその場から歩き去ろうとすれば。** ]