[押し殺した不安を、それでも隠しきれずに内包した声>>15に。 一瞬面食らったように眉を吊り上げた後。] ふ、[少し困ったような、どうしようもない、というような。 穏やかな笑みを見せた。] おいで、リーゼロッテ。 では君の――今の感情を問うとしよう。[両手を、広げる。]