想う人が、自分の腕の中で震える様は……良いものでしたよ。瞳から光が失せる一瞬を自分だけのものにするのも。[2人の選択の後押しに自分なりに言葉を連ね気づく。 片目から涙が零れている事に。 人間としての名残を理解できず目を瞬かせつつ、いつでも応えられるよう、油断なく彼らを見据えた*]