[ディークも肩の治療も動ける程度に済んだはずだが、たびたび呻いている様を見てもいる。]……それだけ上機嫌なら、手とかいらないような気もしますが[露骨なゆすりには、呆れ交じりの視線を向けた。嫌味ひとつで、席を立つ。]