……さて、んじゃ、封印の間へ行くわけだが。[開いた門を見やりつつ、守り人は静かな口調で皆に告げる]この先にいるのは、『古き狂気の化身』。遠い昔に生じた、純粋な狂気の塊、その具象化だ。……アレに、人が近づいた事は今まで一度もない。だから、何が起きるか正直わからん。[いつになく真面目な顔でそこまで言って、それから]