─教会→外─
嵐の通り去った後の悲惨さったらないもんだねぇ……。
[教会を出ればすぐに、通り過ぎた嵐の爪痕が光景として視界に飛び込んでくる。毎年密かに祭を楽しみにしていた身としては、その準備も何もかもひっちゃかめっちゃかにされた村の光景は、残念でならなかった]
ん、あれは……。ゲルトくんの家だ……。
[そうして取り合えず2(2x1)(1.パン屋、2.パメラの家)に向かおうと歩いていたその道中、嵐に真っ先に気づいた青年の家に通りかかる。
その家の異変に気づいいたのは、少しばかり修羅場慣れしてしまったせいだろうか。
ゲルトの家の扉が壊されている事に気がついて、女はジムゾンの顔を見た]