人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


闇桜の魔 蒼月 フィオン

― 戦舞台/上空 ―

[ともあれ、いつまでもここに立ち止まってはいられぬ、と。
太刀納め、従華伴い向かうは門の開かれし戦舞台。

路を繋ぐは、薄紅の扇一閃が呼び起こした花弁の舞。
開けた路を抜けた先は──それぞれ相対する者たちの、上。
足場などない場所だが、舞い散る桜花が足元を支えているため落ちる事はなく、また、相対する者たちを妨げる事もない]

……さて。
聖蓮の闘舞を見るは千年ちとせの久方……此度の氷華はお初であるな。

どのような舞を見せてくれるやら。

[呟く声音にあるのは、楽し気ないろ。
太刀の魔神としての側面が現れた表情もまた、楽し気で。
呟きに応じるように、腰に佩いた太刀が微かに震えた。**]

(16) 2015/10/05(Mon) 10:10:47

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby