[ 男は思案するように、視線を巡らせる。本来なら、すでに退役した男はコントロール・ルームへの立ち入りは出来ない筈だった、が ]行ってみるか、ねえ...[ ぼそり、呟いた声は、誰かに聞こえはしたろうか? ]