― 深夜・集会場 ―
[ ゾフィヤが段取りを話し始めた。>>3
イングリッド>>4やユーリエ>>5も。
広間に複数の話し声が飛び交う。
顔ぶれを見れば、鄙びた山村の集会場とは思えないかもしれない。
10代から20代の若い者ばかりだが、年齢が近い以外に共通項はなさそうだった。
すでに自己紹介をすませたディーター、オズワルド、ヴィクトリアは自分と同世代か少し上。
ユーリエとディークはもう少し下か。
見知らぬ者も多かった。]
とりあえず、自己紹介から始めましょうか。
ぼくはエドワード・ファレル。
司会者でも占い師でもありません。
[ 何人かからは、探るような視線が返ってきたかもしれない。]