― 天上宮・庭園付近 ―えぇ。御目覚めの際にも、孔雀の姫と共に帝の御傍に控えておりました故。[垂れた頭の上から届いた呟き>>15に補足を加え。続いて聞こえた吐息の後の言葉に上げた顔には、微かな迷いが残したもの、だったが]