― 綿菓子の屋台 ―[修練を終えて訓練に参加できるようになったものの、手綱を握れていない事は青年にとっての頭痛の種だった。青年の騎竜――イシュケはこだわりが強く、こうと決めれば梃子でも動かない。本日も例外ではなく。]……騎竜用のおやつを一つ。[青年は肩を落とすと、騎竜の為の注文をした。]*