人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 数日前 ―

[セルウィンが駆る翼に身を委ね、複座の複葉機の後部座席に収まって、つかの間の空中遊覧を楽しむ。
複葉機の後ろには、使者の印として白い布が長くたなびいていた。]

 今回は、宣戦布告の文書を届けに行くだけです。
 お使いが終わったら、さっさと帰りましょう。

[風に負けぬよう声を張り上げて話しかける。]

 もっとも、素直に帰してもらえなかったら、その時はよろしくお願いしますよ、セルウィン。

[階級ではなく名で呼ぶのは、彼が小鴉の一員であるとの認識から。
自分自身は小鴉の一員ではないが、彼らとの関わりは深い。一時期は資金も提供していたし、共に活動することも多かった。
例えば今のように。]

(16) 2015/11/02(Mon) 00:53:28

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