人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


聖光の ユーリエ

― 城へ至る獣道 ―

[ 獣がつけただろう道は、足場が悪く、細くうねっている。
 教会をほとんど出たことにない少女の身では、預けられた白馬がなければ、
 きっと一行の足を酷く引っ張っていただろう。

 さっきから軽口を叩く隊長に呼ばれ、>>15
 空を見上げていた視線をやる。 ]

 ……なに。

[ ユーリエが横乗りしている白馬は、おとなしく手綱に従う。
 あまり鳴かないし、我儘も言わない、従順な馬だった。 ]

(16) 2014/02/16(Sun) 20:49:33

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