―Eルーム―
[次に目が覚めた時は見慣れてそうで見慣れない天井が目に入った。
ここはどこだったか。ゆっくり体を起こして辺りを見渡すと、蓋の開いた装置の連なる部屋だった。]
……いき、てる
[自分の体を触り、痛みも何もないことを確認。
更に見渡してみると、殺されたはずの人たちに血のようなものが見えない。]
……えーと?
[状況把握ができずにいると、段々思い出してきた。
確か警報が鳴った後>>1:#0>>1:#1、強烈な眠気に襲われたのだったか……。]
何、つまりあの人狼騒動は仮想現実だったってこと?
[あ、何かイラッとする。
やっぱあの猫絞めよう。猫鍋にしよう。
そう決意した後、自分の眠っていた装置から降りる。
まだ寝ている者がいるならば、起こしに行こう。]