[ 前には"おじさん"、後ろには"彼女"。
人狼だと知られてしまえば、今更何を隠すこともない。 ]
――殺さないで、なんて僕に言う言葉かな?
それに、"殺される"つもりもないって…
ふふっ…おじさんは聞いてなかったか。
[ 言葉の応酬をしながらも、
悠長に学者越しにカレルに言葉を投げる
"おじさん"の方へ向けて、駆ける。>>13 ]
リーチの短い短剣では近くに寄らなければ刺せないし、
銃も、おじさんを巻き込むと思えば撃てないよねえ
それじゃあ、――どうする! !?
[ 言葉を背後に投げながらも、距離を詰めて、
狼の鋭さを帯びた鋭い爪の先を、
彼の脇腹目掛けて横薙ぎに払おうと試みるが…さて。* ]