……俺に、出来る事なら。[そう、短く返して、語られる言葉を聞く。突き放す事も、選択肢としてはあるのだろう。こうして留まっている間にも、敵の後退を許す事となるのだから。けれど──それでも。敵として対した自分に何を託そうとしているのか。それを、知りたい、という気持ちが強かった。途切れがちに綴られる言葉、そこに籠もる想い。>>5:343 >>5:344それを一片たりとも取りこぼすまい、と耳を傾け、そして]