[陰が掛け去った方へと視線を向け。そのまま自室に戻ろうとしたが。ズボンに残された足跡を見る。] …… 。[音にならない言葉が口から漏れ。その場にあった掃除道具でその足跡を消した。正確には其れが足跡と分からないようにしただけだが。自室に戻ってから、目を閉じて眠る。何故足跡を消したのか。自分でも分からなかった。**]