こっからは独り言なんだけどさ
最初、王位継承権を決めなくて、ブリュノーの王が亡くなったってきいたとき、馬鹿なことした。とは思ったよ。
ただこうして、ティルカン連邦、マルール王国。この二国が兵を進めてみてわかったことがあるのよね。
決めなかったんじゃなくて、もしかして決めれなかったのかもしれない。ってね。
王子を正式に継承者と決めてしまえば、マルール王国の機嫌を損ねて、こうして兵を送り込まれるかもしれない。
逆に王子を廃嫡してしまえば連邦から兵を送り込まれるかもしれない。
そこまでしなくてもなんらかの突き上げがあったときりもするでしょうね。
だから曖昧にしておいて、体裁を整える理由をつくってしまおう。と思ったのかもしれないってね。
とはいえ早くに死んじゃったせいで、裏目にでちゃったけどもさ。
結局ブリュノーの王族は、両国のどちらも容れてやっていくしかないのかもしれないね。
[全面戦争とならないため。というのもあるが、それが国を維持する方法につながるというのも、大変だっただろう。そんなぼやきも含めている]